お母さんの素朴な疑問│一覧に戻る

熱中症


症状 ●軽症:手足や腹筋の痛みを伴ったけいれん、数秒程度の失神、脈が速く弱くなる、呼吸回数が増える、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまいなどが見られます。多量な汗をかいた状態で塩分の入っていない水だけを補給していると起こりやすい段階です。
●中等症:めまい、頭痛、失神、吐き気、嘔吐、血圧の低下、顔面や皮膚の蒼白、多量の発汗など「ショック」に陥った症状が見られます。
●重症:(この段階を「熱射病」といいます)意識障害、おかしな言動や行動、強いショック症状が見られ、死に至ることの多い状態です。
対処 1.人手と救急車を呼ぶ
中等症以上の状態であれば救急車を呼ぶことも考えましょう。
2.しっかりと観察する
意識の状態、生命兆候(脈、呼吸、顔色、体温、手足の冷たさ)を冷静に観察しましょう。
3.休息させる
安静にさせる。そのため安静を保てる場所へ運びます。衣服を緩め、身体を冷却しやすい状態にします。
4.冷却する
意識障害を伴うような重症なものでも、発症から20分以内に体温を下げることができれば確実に救命できると言われています。ですので、まず体温を下げることを優先します。
(1)風通しの良い木陰やクーラーの入っているところで休ませます。
(2)衣服をできるだけ脱がせます
(3)身体に水をふきかけます。水は、常温かぬるま湯でよいです。
※気化熱によって冷却しようとすることと、冷水だと皮膚表面だけが冷えて震えを起こしていよくないからです。
そしてうちわ、タオル、服などで風を起こして、水を気化させます。
(4)皮膚血管の収縮を防止するため、冷水で冷やしたタオルで全身をマッサージします。
(5)意識が回復して寒いと訴えるまで冷却し続けます。震えを起こさないようにするのがポイントです。
5.水分補給させる
意識がはっきりしている場合は、スポーツドリンクなど塩分と糖分の含まれている水分を補給させます。
予防 ●熱中症のことを知ること
●熱いとき、ムリな運動はしない
●急な暑さには要注意
●失った水と塩分を取り戻そう
●体重管理で汗の量を知る
●薄着ルックでさわやかに
●体調不良は事故のもと
●救急処置のポイントを覚えておく